構内運転士として、
車両入換業務を確実に遂行します。
構内運転士
K.C 長野県冨士見高等学校卒/2017年入社


入社動機と仕事内容を教えてください。
猛勉強の末、構内運転士になる。
正直なところ、鉄道ファンというわけでもなかった私。「長く働ける場所を」と考えたとき、周囲にも相談し、JR東日本グループなら経営の安定性が高く安心だと思って応募。入社以来、交番検査、仕業検査とキャリアアップし、構内運転士という仕事があることを知り、自分も挑戦してみたいと闘志が湧きました。3週間の合宿研修も含め4か月間の集中的な研修を経て、2022年秋に動力車操縦者運転免許を取得して構内運転士になることができたのです。現在は、主に松本駅構内で特急列車や普通列車の入換業務を行っています。

仕事のやりがいは何ですか。
トラブルなく入換業務を完了させる。
構内運転士になるための研修期間、猛勉強を重ねました。取得できたときは、感無量でした。構内運転士の仕事はトラブルも何もなく、安全に終えることができるのが最善です。当たり前のように見えますが、車両を操っている以上、実はトラブルと隣り合わせ。ですから、運転時は集中して慎重に業務に当たり、無事に入換業務ができたときは、ホッとします。

職場の雰囲気について教えてください。
ベテランと若手が調和した、明るい雰囲気。
職場には、50代以上のベテランのほか、20代の若手も多くいます。先輩たちは、分からないことを聞きやすく、年齢の近い同僚とは気軽に趣味の話などをでき、とても過ごしやすい職場ですね。話しやすい人が多く、社内の雰囲気はとても明るいと思います。

今後の目標を教えてください。
自分が構内運転士としての新人時代、元々JR東日本で本線の運転士をしていた先輩たちが丁寧に指導してくれました。そのおかげで現在の自分があると思っています。自分も構内運転士として経験を積んだ後、将来はこの道を目指す後輩たちを指導できる立場になって恩返ししたいですね。
休日の過ごし方を教えてください。
ゲームやアニメ、スノーボードなど多彩な趣味。
一昼夜の勤務体制では、月勤務は10回程度。変則的ではあるけれど、休みが多く、プライベートで自分のやりたいことを充実させることができます。私は、ゲームやアニメ、映画鑑賞など趣味を追求するとともに、冬はスノーボードに夢中です。
1日のスケジュール
-
8:00
出社
-
8:30
業務開始。
車両入換業務 -
12:00
昼休み。
母がつくってくれた弁当 -
13:00
午後の業務スタート。
再び車両入換
-
18:00
休憩。
昼休みに続いて弁当を食べる -
22:30
一旦業務が終了し、仮眠
-
6:00
朝の業務開始
-
8:30
退社
研修制度
JR東日本グループ全体として、それぞれのステージでキャリアアップする
ための研修制度を確立しています。入社時に専門知識がなくても、
段階的に知識・技術を向上させることが可能です。
-

新入社員研修
新入社員は入社後、約2か月の研修で社会人としての基本的なマナーや業務内容を学びます。研修はJR東日本の施設等も使用して行います。新入社員研修は同期の絆を深める貴重な機会でもあります。
-

フォローアップ研修
新入社員研修の1年後より定期的にフォローアップ研修を実施、社員として、また社会人としての成長具合を振り返るとともに新たな目標を定めます。この研修は社員のモチベーションを高める飛躍の機会でもあります。
-

構内運転士研修
構内運転士を志願すると、先ずは運転士試験の受験から始まります。運転士試験に合格後、運転士研修にて座学及びシミュレーターにて訓練を行います。研修後は現場で構内運転士の見習を経て実技試験に合格後、晴れて構内運転士となります。
キャリアステップ
STEP UP!
-
検修業務
(基礎技術習得)車両メンテナンス
1年
-
交番検査
仕業検査 車両メンテナンス
2~5年
-
構内信号担当
構内運転士 信号扱い・運転操縦
6年目~
入社後、最初は配属先で先輩に就いて検修業務から入り、車両メンテナンスの基礎技術を学びます。その後、仕業検査や交番検査を任されます。車両メンテナンスの知識や技能を習得後は、本人の希望によって車両センター構内の信号扱いや構内運転士を挑戦することが可能となります。(キャリアステップ制)
